A1タイプのストローク
先週の練習では、4スタンス理論で、コーチや選手のタイプを診断しました。
そこで、今日の選手クラスの練習では、各タイプ別のカラダの特徴に合わせたスイングを指導し、打たせてみました。初めてやらせたので、少しぎこちない感じもしましたが、しっくりした子もいたようです。しばらく、いろいろ試してみたいと思います。他の競技では、ずいぶん4スタンス理論が研究され、導入されているところもありますが、ソフトテニス界では、聞いたことがありませんので、試行錯誤しながらになりますが、やっていきます。
現在、指導している子達で、どうもスイングがおかしい、ぎこちないという子は、その子自身が生まれ持った体の動かし方とは違う動きをしているように思えてなりません。つまり、現在のスイング動作がその子に合っていないのではないかと思えるのです。スムーズなスイングができるよう、個々のタイプに合ったフォームに調整してあげることが、上達への近道なのかもしれません。
◆カラダの動きの特徴◆
◆Aタイプ(つま先でバランスをとっている)
・みぞおちと膝、足底を結んだ線上に運動軸をつくる。
・みぞおちを頂点とした肋骨下辺部の曲線に沿うように体幹部(胴体部分)が動く。
(振り子のような曲線をイメージしながら動かす)
・カラダを上昇させながらのスイングが強いインパクトを生む。
・打球方向に対して、前サイドに軸を作るため、前側の手がメインとなってスイングをコントロールする。
・グリップを指先からホールドするように握る。
◆Bタイプ(かかとでバランスをとっている)
・首の付け根と股関節、足底を結んだ線上に運動軸をつくる。
・地面に対して水平に体幹部(胴体部分)が動く。
・カラダを下降させながらのスイングが強いインパクトを生む。
・打球方法に対して、後ろサイドに軸をつくるため、後ろ側の手がメインとなってスイングをコントロールする。
・グリップを手のひらでホールドするように握る。
◆クロスタイプ(A1、B2タイプ)
・カラダの動きを腹筋群で主導し、運動軸を左右方向(横方向)にシフトすることでスムーズな動きを引き出す。
◆パラレルタイプ(A2、B1タイプ)
・カラダの動きを背筋群で主導し、運動軸を前後にスピン(入れ替え)することでスムーズな動きを引き出す。
では、今日は、A1タイプ(両手足の先と両手足の内側でバランスをとっているタイプ)のフォアハンドにおける特徴をまとめてみましたので、参考にしてください。
↑動画http://youtu.be/h8vrqaviVEM
★A1タイプの動きのイメージ
A1タイプの人は、しなやかに、身体を動かします。
とても伸びやかで、美しい動きになります。
体幹が主導して回転し、ラケットヘッドが遅れてくるというイメージになると思います。
しなやかにムチのようにしなったスイングをイメージすれば良いのではないでしょうか。
フォアの時は、肘を引きつけ(脇を締め)、回転半径の小さいスイングになるようです。
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