試合前のペア練習
今回、中学淡路総体を観戦して、色々気になった点があります。
その一つは、試合前のアップとか、ペア練習についてです。一宮中で大会が開催される場合は、練習場所や練習コートが用意されます。しかし、多くの選手は、上手にウォーミングアップや、ペア練習ができていないように感じました。
試合前にやってることと言えば、ほとんどの選手が、乱打ばかり・・・。試合はサーブレシーブから始まるわけですから、乱打をするのであれば、必ずサーブから乱打を始めた方が、より実戦的な練習になるように思います。
また、最近の選手は、オールラウンドなプレーヤーが増えていますので、ストローク練習だけじゃなく、ローボレー、ボレー、スマッシュなども、しっかりやっておく必要がありますね。
ボレーにしても、単にフォア、バックというだけじゃなく、アタック止め、ハイボレー、スイングボレーなど、実際の試合を想定して、やっておくと良いと思います。
スマッシュも、下がりながらのスマッシュ、前進しながらのスマッシュ、中ロブをハイボレーぎみに叩くスマッシュ、高いボールのスマッシュなど、いろんなことを想定して練習しておくと、試合でミスが減ると思います。
ゆっくりのスピードのノーバンでのボレーボレーをひたすらやっているペアもたくさん見ましたが、それって、あまり意味がないのは?実戦では、早いタイミングでボレーボレーをしなければいけませんし、もっと強く叩かないと決めることができません。実戦でチャンスボールがきて、慌てて叩いてネットしたり、速いボールが来て反応が遅れたり、そういう場面がたくさんあります。
そういう意味で、試合前の練習は、もっと良く考えてやった方が良いと感じたのです。
OBやOG達も、このブログを観てくれていると思うので、参考になればと書きました。
ずいぶん前にもこのブログにアップしたことのある動画ですが、再度、掲載しておきます。ぜひ参考にしてください。
★全日本選手権でトッププレーヤーたちのペア練習
ネットプレーヤーたちは、しっかりボレー・スマッシュ練習をしていますね。
オールラウンドプレーヤーを目指す皆さんも、ボレー・スマッシュ練習は、必ず、試合前にやってください。スピードボールに目を慣らすのは大事なことなんです。
お互いが上げボールを上手にできるように、普段からやっておく必要がありますね。
ボレーボレー、ノーバンストロークなども、実戦を想定したスピードで練習しておかないと、意味がありませんよ。
すべての練習には、目的があります。何のために、それをするのか、そこをもっと考えてやると上達しますよ。また、パートナーは上げボールを真剣にやることが重要ですね。上げボールのスピード、タイミング、高さなど、気を使うことです。適当に打てば良いのではないのです。
次に対戦する相手を想定して、試合前の練習をおこなえるようになったら、少しは上達したと言えるでしょう。
後に高校チャンピオンに成長した中山選手(後に広島翔洋高で活躍)と、西岡選手(後に三重高で活躍)の中学時代の練習風景です。
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