素振りA2タイプ編
姫路初級者大会の時に、4スタンス理論のミニ講習会をやったとブログで書いたら、もっとやってほしいと頼まれました。これから、時々、そんなこともやっていきますね。
ところで、姫路初級者大会の時は、前からじっくり直したいと思っている子を、順番に捕まえて、マンツーマンで指導したりしました。
K君も、私に捕まった一人です。
この選手は、4スタンス理論でいうとA2タイプ。つま先側の外側に重心があるタイプです。
テークバックのやり方が、とても違和感があり、また、全体のフォームも、A2タイプらしくないフォームをしていました。
現在、修正中の素振りですが、修正前よりもすごく上手に素振りができるようになったと思います。(修正前の動画はありませんが・・・(笑))
どうぞ、ご覧ください。
★修正点
1.A2タイプらしく、早めに手首をコック(背屈)させて、素直にラケットを引き、構えるようにしました。(テークバックを早くしました。)
2.テークバックの時に、あまり体幹をひねらないようにしましたが、右から左への体重移動と、体幹(胴体全体)をくるっと回転(スピン)させるスイングを意識させました。
3.ボールに対して平行スタンスで構えるように意識させました。(オープンスタンスにすると、体幹をひねるフォームとなるため、A2タイプには向かない)
A2タイプは、体幹をひねらず、背中側の軸を中心に、胴体部分がくるっと回転するフォームが特徴です。背中側の背筋群が主導して動くため、力を入れると手首が背屈するのもA2タイプの特徴です。
さらに、K君には、素振りの時に必ず、どんなボールが飛んできて、どんなボールを打ち返すのかを意識するように指導をしました。それまでは、フットワークも使わず、その場で、ひたすら同じフォームでラケットを振るだけだったのです。素振りを見ていても、まったくボールがイメージできませんでしたが、アドバイスした後の素振りでは、本当にボールが飛んできて、どんなボールを打ち返しているのかも、見ていて想像できるようになりました。
素振り練習の時は、このようにフットワークも使って、ボールがイメージできる素振りをすべきだと思います。
どうぞ、参考にしてください。
当クラブ関係者の中で、A2タイプは、久保コーチ、ゆうま、たくと。(他にもいるはず)
毎年講習会でお世話になっている時安 繁先生も、A2タイプと推定されます。
有名スポーツ選手では、王貞治さん(野球)、ナダル選手(テニス)、タイガーウッズさん(ゴルフ)、浅田真央さん(スケート)なども、A2タイプのようです。
★A2タイプのストローク
A2タイプと推定される高川選手と、杉本選手の動画を使って、解説してみました。これも参考にしてください。(このお二人のタイプ分析は、私の個人的見解です。間違っていたらすみません。)
なお、使用させていただいた動画は、Youtubeにアップされていた動画を、デジタルカメラで撮影し、必要な部分を切り取って使わせていただきました。元動画の所有者様への連絡方法がわからないため、誠に勝手ながら、無断で一部分を使わせていただきました。どうか、お許しください。(問題があれば、お手数ですが、ご連絡ください。)
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