洲本Jr.新規会員募集中

  • ★洲本Jr.の紹介
     洲本Jr.ソフトテニスクラブは、2011年4月に、結成されました。
     現在、数名の熱心なコーチと、保護者のご協力によって、運営されています。
    ★活動目的
    ・小学生へのソフトテニスの普及
    ・礼儀正しい、マナーが守れる子供の育成
    ★活動内容
    ・キッズクラス、基礎クラスと選手クラスに分かれて練習しています。
    練習場所⇒ゆずるは荘テニスコートなど
    ・各種、小学生大会に出場します。
    ・部員の交流、親睦を目的とする活動。
    ★募集要項
    ・近隣の小学校に在校する男女児童(年長~小6)
    ・練習日は、ほぼ毎週日曜の午前中。(その他、自主練習有り)
    ・会費:コート使用料や消耗品代を徴収。
    ・ラケット、シューズ、ユニフォーム類は、各自、購入していただきます。最初は不要
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    監督、コーチ、部員へお問い合わせください。
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    オフィス・タガミ
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    ソフトテニス部まで
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    TEL:0799-22-5650
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2020年5月16日 (土)

4スタンス理論のタイプ診断【洲本Jr.版】

4stance

 最近、4スタンス理論のネタでたくさん記事を書いていますが、最近入会した子や保護者には、よくわからないと思いますので、今日は、簡単な説明と、タイプの診断方法を紹介しておきます。

★4スタンス理論とは?

”ヒトの適切な身体の使いかたは、タイプによって4種類存在する”という廣戸聡一氏が創案された理論です。

血液型のように、生まれ持って決まっているので、途中で変わったり、訓練によって変えたりすることはできません。そのタイプにあった身体の使い方をすることで、すべてのパフォーマンスが上がります。

子供達のそれぞれのタイプを知ることで、指導の仕方も変わり、より適切なアドバイスができます。当クラブでは、この4スタンス理論をソフトテニスに活用して、子供達の個性を伸ばす指導を行なっております。

4スタンス理論については、たくさんの書籍やDVDなども販売されていますから、深く知りたい方は、ぜひ、勉強されてください。

★タイプの説明

AタイプとBタイプ

土踏まずのつま先側に重心を持つ人は、Aタイプ。
土踏まずのかかと側に重心を持つ人は、Bタイプ。

と分類します。

足のつま先重心の人(Aタイプ)は、手では”指先をメインに使う指先派”。
足のかかと重心の人(Bタイプ)は、手では”手のひらをメインに使う手のひら派”。

となります。

例えば、しゃがんだ時に、自然にかかとが浮いてしまう(うんこ座りが苦手)人は、つま先重心のAタイプであることが多いです。べったりかかとをつけてしゃがめる人は、Bタイプだったりします。

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↑かかとを浮かせてしゃがむAタイプ。かかとをつけたままでは転びそうになる。

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↑かかとをつけても楽々座れるBタイプ。

ただし、Aタイプの人でもうんこ座りができる人はいます。どちらかというと、どっちが楽に座れるかで判断しましょう。

Aタイプ、Bタイプの診断は、他の方法でチェックした方が、確実に診断できます。


1タイプと2タイプ

足の内側に重心を持つ人は、1タイプ。
足の外側に重心を持つ人は、2タイプ。

と分類します。

足の内側重心の人(1タイプ)は、手では”人さし指と中指をメインで使うタイプ”
足の外側重心の人(2タイプ)は、手では”薬指と中指をメインで使うタイプ”

となります。

例えば、マイクを持ったとき、無意識に小指が立ってしまう人は、1タイプの可能性が高いです。


 4スタンス理論では、Aタイプ、Bタイプと、1タイプ、2タイプを組み合わせて、A1タイプ、A2タイプ、B1タイプ、B2タイプの4種類に分類します。

クロスタイプとパラレルタイプ

身体、体幹をひねって動くのが得意なクロスタイプ。
身体、体幹をひねらず動くのが得意なパラレルタイプ。

4つのタイプの中で、A1タイプとB2タイプは、クロスタイプになります。また、A2タイプとB1タイプは、パラレルタイプになります。


 まずは、この基礎知識を覚えてください。これが、4スタンス理論の基本となります。

★4スタンス診断

 それでは、さっそく皆さんが何タイプなのか、調べてみましょう。診断方法には、いろんな方法があるのですが、このブログでは、各2種類ご紹介しておきます。

Aタイプか、Bタイプか?

 ケンケンをしてみましょう。


 左の動画(Aタイプ):左右の膝を揃えてケンケンをします。
 右の動画(Bタイプ):膝と内くるぶしを合わせてケンケンをします。

 どちらのやり方が安定してケンケンできるか、ケンケンしやすいかを比べてください。左がやりやすい人はAタイプ。右がやりやすい人はBタイプと診断されます。モデルは、Aタイプなので、右のケンケンは、グラグラ不安定で、ジャンプも低いですね。

 

次に1タイプか、2タイプか?





 内側重心か、外側重心かを診断しましょう。足幅を首幅(肩幅より狭くする)にして立ちます。身体前で両手を合わせてください。
 左の動画(1タイプ):両足の内側に重心をかけて立ち、ゆっくり身体を回旋させます。
 右の動画(2タイプ):両足の外側に重心をかけて立ち、ゆっくり身体を回旋させます。

 どちらのやり方が回旋しやすいか比べてください。左がやりやすい人は1タイプ。右がやりやすい人は2タイプと診断されます。モデルは、1タイプなので、左の方が、可動域が大きいですね。



 指で環を作って、腕を挙上してみましょう。

 左の動画(1タイプ):人さし指と親指で環を作り、ゆっくり挙上します。
 右の動画(2タイプ):薬指と親指で環を作り、ゆっくり挙上します。

 どちらのやり方が、可動域が大きくなるか比べてください。左のやり方で、可動域が大きい人は、1タイプ。右が大きい人は2タイプと診断されます。



 左の動画(1タイプ):両腕をぐるぐる内回し(前回し)してから前屈します。
 右の動画(2タイプ):両腕をぐるぐる外回し(後ろ回し)してから前屈します。

 どちらのやり方が前屈しやすいか比べてください。左がよく曲がる人は1タイプ。右がよく曲がる人は2タイプと診断されます。モデルは、1タイプです。

最後にクロスタイプか、パラレルタイプか?

 すでにタイプ診断はできましたね。最後に確かめの意味も込めて、確認をしてみます。

 A1タイプか、B2タイプなら、クロスタイプになるはずです。

 A2タイプか、B1タイプなら、パラレルタイプになるはずですよ。もし、違っているなら、何かの判定が間違っていることになります。再度、確認してくださいね。



 右手を左足で蹴る場合と、左手を左足で蹴る場合では、どちらが蹴りやすいでしょうか。

 左の動画(クロスタイプ):右手を左足で蹴り上げます。身体をひねった動作。
 右の動画(パラレルタイプ):左手を左足で蹴り上げます。身体をひねらない動作。

どちらのやり方が蹴りやすいか比べてください。左の動画が蹴りやすい人はクロスタイプ。右の動画が蹴りやすい人はパラレルタイプに診断されます。モデルは、クロスタイプなので、左の動画の方が蹴りやすいです。(モデルは、A1タイプなので、クロスタイプで合ってますね。)


 つたない説明で申し訳ありません。もっとわかりやすくテニスコートなどで解説したいと思います。まだまだわかりにくいと思いますが、気軽に監督まで、ご質問ください。

 いかがでしたか、4スタンス理論?興味をもっていただけたら幸いです。まず、自分が何タイプなのか知ることですね。それがわかれば、その特徴がどうなのかを教えていきますからね。個々のタイプに合ったフォームとは?どうやったら速く走れるのか?速く動けるのか?つま先重心とかかと重心では、おのずと走り方も違えば、フォームも違ってきますからね。

 去年、某小学校の依頼で、「4スタンス理論を活用した事例発表、かけっこを速く走る方法」について講演をしましたが、この理論を知っているのと知らないのでは、スポーツをする上で、上達速度がずいぶん違ってきます。自分と指導者のタイプが違えば、どんでもなく不利益を被ってしまうんです。指導者の考える正しいフォームと、自分に合うフォームは違うことも多いからです。

 みんなで勉強していきましょう。

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