A1とB1のストローク比較をしてみた
日曜日に、ゆうや先輩が練習に来てくれて、後輩達に、いろんなことを教えてくれました。選手クラスのメンバーは、ゲームの相手をしてもらったり、午後からの強化練習では、中学生のOB,OG達も、指導してもらいました。本当にありがたかったです。
私も、せっかくゆうや君が来てくれたので、彼のプレーをじっくりと見せてもらって、いろいろな気づきや発見がありました。
ゆうや君は、4スタンスで分類すると、A1タイプ(つま先・内側重心、クロスタイプ)です。教科書通りの柔らかいしなやかなA1タイプのフォームだと思います。
ちょうど、午後の強化練習には、ゆうや君と同じA1タイプのごろう君が来ていましたし、真逆になるB1タイプ(かかと・内側重心、パラレルタイプ)の副キャプテン2人のストロークと比較し、検証してみることにしました。
A2タイプ、B2タイプの動画は撮らなかったのですが、前重心のAタイプ、後ろ重心のBタイプの違いが良くわかると思いますので、今日のブログは、じっくり見てくださいね。参考になること、まちがいなしです。でも、解説が、子ども達や、4スタンス理論の知識が乏しい方には、難し過ぎると思いますが、勉強していけば、そのうち、わかる日が来るでしょう。
私もまだまだ勉強中ですから、新しい気づきが時々あります。間違っていたらごめんなさいね。
動画を見てもらえば、良くわかりますが、A1タイプは、クロスタイプで、体幹を捻って動かすのが得意なタイプ。B1タイプは、パラレルタイプで、体幹を捻らずに動かすのが得意なタイプです。
A1タイプの2人は、身体を捻ってテイクバックし、捻り戻しでスイングしています。
B1タイプの2人は、身体の捻りは小さく、上半身と下半身(つまり胴体)は、いっしょに回っています。
もう少し説明しておきますと、クロスタイプ(A1タイプ、B2タイプ)は、体の前面(胸側)を基点として動かし、上半身と下半身を捻る動かし方が得意。パラレルタイプ(A2タイプ、B1タイプ)は、体の背面(背中)を基点として動かし、捻らない動かし方が得意です。
★Aタイプ(つま先重心)は、前重心
★Aタイプは伸び上がり、Bタイプは伸び上がらない方が良い
★テイクバックとインパクト時の重心軸を比較
Aタイプは、重心軸が、身体の中心くらいから、前足に移動して打つのに対し、Bタイプは、重心軸が、後ろ足から、身体の中心くらいに移動して打ちます。
Aタイプの場合、もっとも力が出るのは、みぞおち、膝、足裏(土踏まず)の3つのポイントが、地面から垂直にそろった時です。
また、Bタイプは、首のつけ根、股関節、足裏(土踏まず)の3つのポイントが、地面から垂直にそろった時になります。
この「垂直な運動軸」を作れば、どんな体制でも、無駄のない動きができるようになります。
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