アジリティクロストレーニングの補足
アジリティクロスというトレーニングのご紹介をしましたが、このような敏捷性を養うトレーニングが、なぜ小学生に必要なのかという説明をしておきます。
以前の記事にも書いたことがありますが、神経系の成長は、小学生までにほぼ完成してしまうからです。プレゴールデンエイジと呼ばれる3歳から8歳の時期、ゴールデンエイジと呼ばれる9歳から12歳の時期に、運動神経の成長はほぼ100%に達してしまうのです。素早い身のこなしや、反射神経といった能力が、この時期に決まってしまうので、スポーツ選手としての基礎を築くために、非常に重要な時期だと言われています。
この訓練のために、当クラブでは、ラダートレーニング積極的に取り入れて来たのですが、アジリティクロスを使ったトレーニングも、最適だと考え、まさえコーチには、子供の時にやらせていました。今の選手達も、フットワークが悪い子が多いので、しばらく家庭での自主練習に取り入れてもらおうと考えました。運動ができないのは、遺伝というより、小さい時にいろんな遊びやスポーツを経験していないからだと思います。親が運動苦手でも、スポーツが得意な子供はたくさんいます。大事なことは、ゴールデンエイジと言われる年代に、神経系のトレーニングをどれだけやらせるかということなのです。ぜひ、保護者もいっしょに、遊びながら、このトレーニングをやってみてください。
私も久しぶりにやってみたら、10年前だと楽勝だったのに、今は、足がもつれて上手くできません。(^O^)
中高年には、脳の刺激にもなるし、体力維持や、転倒防止の訓練にもなるかもしれません。(笑) 少しでも頑張って見ようかと思っています。
ネット検索してみると、アジリティクロスの利用例がたくさん見つかったので、参考までに紹介させていただきます。
このようにいろんなスポーツでも活用されているようです。この用具がなくても、十字に線を書くか、テープを貼るか、あるいは、ロープでもおけば、このトレーニングはできます。
毎日少しずつでもいいので、自宅でトレーニングしてください。きっと、その練習がテニスのフットワーク向上や、体幹強化、下半身の安定に繋がって、テニスの上達に結びついてくること間違いありませんよ。
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