挨拶できる子に育てたい!
今日の練習は、初級者クラスの子がほとんどだったので、朝から、元気のない挨拶しかできず、また注意しなければいけないことになりました。毎週、朝からがっかりしてしまうのですが、どうしたら、元気な挨拶ができるようになるのでしょうね。
初級者クラスといっても、高学年もいますし、ずいぶん前から入会している子ばかりなんです。コロナ禍で、マスク生活が続き、声が出せない子ばかりになってしまったのでしょうか。困ったものです。
昔、北海道の静内地区と、姉妹都市交流をしたときに、日本でも超有名なソフトテニス指導者の先生が来られました。その先生が、挨拶がまともにできないのは、親の責任ですよって、叱られたことがあるのですが、私が毎週、子供たちを挨拶のことで叱っているのを、どんな気持ちで保護者の皆さんは、ご覧になっているのでしょうか。
今まで、12年指導してきて、自信をもって言えることがあります。
挨拶がきちんとできない子、元気にできない子は、テニスが上手になりません!
お父さん、お母さんも、真剣に取り組んでいただければと思います。よろしくお願いいたします。
さて、挨拶について、嬉しくなった話も、いくつかしておきましょう。
★尼崎ジュニアの監督さんから、褒められた話
今日、津名中学で、尼崎ジュニアの石田監督から、お聞きした話です。
先日、男子中学校の県選手権大会会場で、石田監督のところに、洲本ジュニアのOBがやってきて、わざわざ挨拶をしてくれたのだそうです。
その選手は中学2年生なので、洲本ジュニアと尼崎ジュニアが、ペアを組む前の選手ですから、石田監督は、その選手のことをよく知らないし、話もしたことがなかった選手だったそうです。
最近のジュニアの練習試合に、その選手はOBとして参加してくれたこともあったので、尼崎ジュニアの監督さんだという認識があり、県大会会場で石田監督を見つけ、挨拶しなければと思ったようです。
「洲本ジュニアのOB、しっかりしてるなあ。挨拶されて嬉しかったし、りっぱな子やなって感心しました。それと、すごい男前やったわ。(笑)」(石田監督)
そんな話を聞いて、私もすごくうれしかったです。彼はジュニア時代、故宮下監督(姫路ジュニア)からも、素質で言うたら兵庫県ナンバー1の前衛だと思う!と褒められたこともありましたねえ。
★岡本コーチの話
5/20のアンダー14練習会(県内の選抜メンバーが集まっている)に、岡本コーチが少しだけ見学に行った時の話ですが、洲本ジュニアのOB,OG達、そして、顔を知ってる他のジュニア出身選手が、たくさん挨拶しに来てくれたそうです。
とても嬉しかったと言ってました。やっぱり、テニスが上手な子たちは、挨拶もきっちりできるんですよ。
挨拶なんて当たり前のことですが、挨拶がきちんとできる子は、知らず知らずのうちに味方が増えていきます。応援者が増えていくので、見えないパワーの後押しもあり、結果も出せるようになるんです。
お世話になった人に自然と挨拶ができるってことは、「感謝している」ってことでしょ?そこなんですよ。大事なことは。
ボクシングの元世界チャンピオン大橋さんは、周囲に感謝できるようになってから、試合で勝てるようになり、世界チャンピオンになれたとおっしゃっています。ジムのことや、環境のことに、不平不満ばかり言ってた時は、いくら練習してもチャンピオンになれなかったそうです。
★津名中での出来事
今日、私は津名中の練習試合の観戦に行くってことを、石田監督以外には、誰にも伝えておらず、こっそり目立たないように津名中へと潜入しました。
しかし、どうでしょう。私を見つけたOG達、保護者の方たちが、次々の挨拶しに来てくれました。尼崎ジュニアの子供たちや保護者の皆さんもでした。
やはり、嬉しいものですね。津名中のOGももちゃんなんて、2年ぶりだったかな。三原中のOGたち(ゆなちゃん、あやかちゃん、きょうかちゃん、いさきちゃん)。みんな、すごく成長しましたね。身体も大きくなり、エグいボールを打ちまくっていました。
挨拶もしてくれるから、少しでも役に立てればと思い、アドバイスも、きょうかちゃんだけにしました。最強の3番手として、総体は大暴れしてください。
現在、指導している子供たちも、りっぱに成長するように、しっかり育てていきたいものです。まずは、挨拶、礼儀からね!
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