洲本Jr.新規会員募集中

  • ★洲本Jr.の紹介
     洲本Jr.ソフトテニスクラブは、2011年4月に、結成されました。
     現在、数名の熱心なコーチと、保護者のご協力によって、運営されています。
    ★活動目的
    ・小学生へのソフトテニスの普及
    ・礼儀正しい、マナーが守れる子供の育成
    ★活動内容
    ・キッズクラス、基礎クラスと選手クラスに分かれて練習しています。
    練習場所⇒ゆずるは荘テニスコートなど
    ・各種、小学生大会に出場します。
    ・部員の交流、親睦を目的とする活動。
    ★募集要項
    ・近隣の小学校に在校する男女児童(年長~小6)
    ・練習日は、ほぼ毎週日曜の午前中。(その他、自主練習有り)
    ・会費:コート使用料や消耗品代を徴収。
    ・ラケット、シューズ、ユニフォーム類は、各自、購入していただきます。最初は不要
    ★入会手続き
    監督、コーチ、部員へお問い合わせください。
    メール、電話など、気軽にどうぞ。

    ■お問い合わせは?
    オフィス・タガミ
    カイロプラクティック院
    ソフトテニス部まで
    洲本市大野753-303
    TEL:0799-22-5650
    監督:田上守孝
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2024年5月19日 (日)

4スタンス理論勉強会

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 今日は、あいにくの雨模様、体育館も手配できなかったため、淡路青少年交流の家の研修室をお借りして、勉強会とMTGを行いました。

 勉強会のテーマは、 『4スタンス理論』です。

 直近1年間に入会してくれた子供、保護者の皆さんには、一度、しっかり4スタンス理論の基礎を教えておきたいと思っておりましたので、ちょうど良かったです。まさに、めぐみの雨ですね。

 一回、話を聞いたくらいでは、理解できるわけはないのですが、子供たちの個性を伸ばす指導をしていく上で、非常に大事な理論だということは、理解してもらえたのではないかと思います。

 個々の選手、コーチが、何タイプなのかというところまでは、一部しか進みませんでしたが、原コーチ、月俣コーチは、おそらくA1タイプ、ふみコーチは、B2タイプということはわかりました。

 りょうがくんはB1、みつきくん、あさひちゃん、ゆらちゃん、かのんちゃん、わかなちゃんは、B2だろうってところもわかりました。

 今後の練習の中で、個別のタイプ診断も進めていこうと思います。

 もし、都合がつく方がいれば、私の整体院の方に来ていただければ、個別に詳しくタイプ診断もできますから、ご連絡お待ちしています。

2023年4月13日 (木)

4スタンス理論の研究(踏み台)

 4スタンス理論の講習会を主催し、いろいろ勉強したので、クラブの皆さんに協力をいただき、動画を撮影してみました。

 今日のテーマは、踏み台を登るときの動作についてです。前重心のAタイプと、後ろ重心のBタイプには、どんな特徴があるのでしょうか。

 

 最初の2人は、A1タイプです。

 しっかり前足に重心を乗せてから、踏み台に登っているようですね。Aタイプの特徴がよくわかります。

 後半のBタイプは、どうでしょうか。当初のイメージとしては、もっと後ろ足に軸を作って、後ろ足を蹴り上げて台の登るのかと予想していましたが、動画ではその感じはいまいちわかりにくいですね。

 もしかすると、もっと後ろ足を軸にして歩くように意識してもらうと、Bタイプらしさが出るのかもわかりません。自分の持って生まれた個性を活かしきれてないと考えると、まだまだ伸びしろがあるのかもわかりませんね。

 Bタイプの体の使い方について、私ももっと研究していきたいと思います。

 動画では、いまいちわかりにくかったので、静止画に補助線を引いて、考察しておきたいと思います。こうすれば、もっとイメージしやすいのではないでしょうか。

★Aタイプの場合(前重心 A1,A2)

 前重心(つま先重心)のAタイプの場合、膝の上にみぞおちを乗せていくように前軸を作り歩きます。みぞおちと膝がいっしょに前に出ます。

 踏み台に登るときも、膝の上にみぞおちを乗せていくように、体重を前足に乗せてから登ります。

 また、Aタイプは、みぞおち、膝、足裏の3ポイントで軸を作ります。

 さらに、A1タイプは、お腹側のみぞおち、膝を意識しましょう。A2タイプは、背中側のみぞおち、膝を意識しましょう。

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★Bタイプの場合(後ろ重心 B1,B2)

 後ろ重心(かかと重心)のBタイプの場合、首の付け根と腰が同時に前に出ます。腰と首の付け根を後ろ足でけり出すように前足を前方に押し出していきます。

 踏み台に登るときも、後ろ足に軸を作ったまま、後ろ足で蹴りながら台に登ります。

 Bタイプは、首の付け根、腰(股関節)、足裏の3ポイントで、軸を作ります。

 さらには、B1タイプは、背中側の首の付け根、腰(股関節)を意識しましょう。B2タイプは、お腹側の首の付け根、腰(股関節)を意識しましょう。

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 いかがでしょうか。静止画にすると、イメージがつかみやすいですよね。

 ただし、今回の子供たちについては、まだ体の使い方が上手ではないように思います。せっかく4スタンス理論を勉強したので、正しい歩き方といった基本的な体の使い方から勉強し、より運動能力を向上させていきたいと思います。

 余談ですが、大人も子供も、非常に姿勢が悪いのが気になりますね。背骨の上に、きちんと頭が乗っていません。多くの方は、頭が前に落ちているというか、ズレてしまっています。

 良い姿勢ということも重要なことですので、皆さん、意識するようにしましょうね。

2023年4月 2日 (日)

4スタンス超実践講習会in淡路島が実現しました

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↑受講生全員で記念撮影

 昨年末より、準備を進めていた『4スタンス超実践講習会in淡路島』を、1泊2日の日程で開催しました。

 当初の予定では、受講生は少なくて30名くらい、できれば、60名くらい集められたら上出来だと考えていました。元々、私がもっと深く学びたいという理由で企画したわけですから、自腹で払ってでも、講師をお招きしようと気合を入れていたんです。

 ところが、ブログで呼びかけたところ、あれよあれよと言う間に、定員オーバー、なんと、宿泊希望者(島外、県外)約65名、宿泊しない地元の方、約30名という受講生が、淡路島まで来てくださいました。

 おそらくですが、ソフトテニス業界で、4スタンス理論に特化した講習会を、1泊2日で企画し、開催したのは、日本初、世界初なんだろうと思います。

 今回の講習会に参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

 さて、初日4/1は、朝から夕方まで、練習試合を開催しました。せっかくいろんな方が集まるのだから、練習試合をしませんかという受講生からのご提案があったためです。

 私としては、夜の講習会前に疲れてしまったら、講義中に寝てしまうんじゃないだろうかという不安と、汗臭いまま、講習会というのはどうなんだろうと、やや不安もありました。

 練習試合では、中学生達の気合の入った試合ぶりに、ジュニア勢も良い影響を受けたみたいで、大成功だったと思います。ただ、コートが4面しかないので、待ち時間が長すぎたかもわかりませんね。そこは、申し訳なかったです。

 ちょうどお昼に、愛知県から山田泰三講師が到着されました。

 私と講師は、昼食の後、講習会会場の設営を行いました。

 その後、1時半~4時は、練習試合と並行して、受講生のタイプ診断を行っていただきました。

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 施術台を使用しての本格的な、個別タイプ診断でしたから、これも貴重な体験ですね。

 練習試合は、16時に終了し、17時15分~夕食、そして、いよいよ、18時~4スタンス理論基礎編の講習会となりました。

★4スタンス理論講習会 基礎編

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 人数が多かったので、机、イスの研修室から、畳の研修室へと変更したのは、大正解だったのです。

 しかし、一つ大きな誤算が・・・。なんとなく不安を持っていたこと、一日練習試合をした中学生、小学生達が、靴を脱いで、講習会を行うということ。不安が的中してしまいました。

 想像を絶する足の臭いの中、講習会は行われました。靴下は履き替えてくださいというアナウンスをしておりましたが、やはり、それくらいではどうしようもない悪臭でした。(笑)

 本当にみんなよく耐えてくれました。テニスコート横で、足だけ洗わせておけばよかったと、思いっきり反省点でした。

 まあ、それは忘れていただき、基礎編の内容は、素晴らしく、誰一人、寝ている人はいませんでしたね。

 うちのクラブの小学生達には、かなり難しい内容となったかもわかりませんが、これから、復習していって、理解してもらおうと思っています。

★4スタンス理論講習会 実技・実践編

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 翌朝、4スタンス理論講習の前に、私が講師となり、「マッスル・ユニット・トレーニング」の講習会を約1時間行いました。これについては、他のクラブから、しっかり教えて欲しいという要望が多いもので、この機会に、しっかり解説もしながら、基礎的な運動法をご紹介してみました。

 4スタンス講習と同じくらいか、それ以上に得るものがあったという感謝の声を数人からいただき、教えた甲斐があったと思っております。特に大人の方、中高年の方からは、反響がすごかったです。

 4スタンスは、ほぼ全員がタイプ診断を受けていたので、今日の講習会は、4コートにタイプ別に分かれての指導となりました。こういう講習会は、異例なのだそうです。

 受講生たちからは、もっと練習したいという声がたくさん聞かれました。指導者の先生方は、とにかく真剣にメモしたり、動画撮影しながら受講されていました。

 こういう熱心な指導者、顧問の先生から、教えてもらっている生徒さんは、本当に幸せだと思います。私も中学生の時、このような先生が顧問だったら良かったな。

 洲本ジュニアの子供たちも、恵まれているんだよ~、って、いつかわかってくれたらうれしいなあ。

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★講習会の様子(ダイジェスト)

 

★4スタンスのタイプ別ストローク

 すべてを動画で紹介することはできないので、特別にA1タイプの前後のフットワークをご紹介しておきます。

 今日初めて、指導を受けたばかりのA1ストロークです。まだ、ぎこちないかもしれませんが、結構、上手に打てています。

 モデルは、新中学1年生女子と、洲本ジュニアコーチです。

 最後に、今回受講してくれた受講生の皆さん、特に中学生の皆さん、とても一生懸命な受講態度が印象的でした。特にB2タイプのコートで練習していた生徒さんは、特によく声が出ていて、好感が持てました。よく指導されてて、きっと、中学校の大会でも、この子達は、良い成績が残せるのだろうなって思いました。

 どうか、4スタンス理論も取り入れて、ますます上達していただければと願っています。

 これからも、お互いに頑張りましょう。ありがとうございました。

受講生募集!4スタンス理論 ソフトテニス実践講習会

御礼申し上げます。

90名を超える受講生のおかげで、2日間、素晴らしい講習会となりました。

島外、県外からも、受講していただいた皆様に、心より感謝申し上げます。

 

大好評につき、第2弾も企画したいと思っております。また、復習会などもやりたいですね。

日程は、決まっておりませんが、受講希望者が集まったら、やりたいと思っていますので、受講したい方は、ご連絡お待ちしております。

洲本ジュニア 監督 田上

 


↑約12分のプロモーション動画(緊急特別対談)です。まずご覧ください。

 地元淡路島において、私自身ももっと深く学びたいと思っていた『4スタンス理論』の超本格的な講習会を開催することになりました。

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 しかも、ソフトテニスに特化した4スタンス講習会です。たっぷり時間をかけて、基礎編だけじゃなく、実技・実践・応用編まで、教えていただきます。

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 世の中に4スタンス理論を、専門的に学び資格を持ったトレーナーは、たくさんいらっしゃるのですが、ソフトテニス業界においては、私の知る限り、たった一人しかいません。

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 今回、愛知県で活動されている4スタンス理論、レッシュ マスター級トレーナーの資格を持たれているソフトテニスコーチ山田泰三先生をお招きしての超実践講習会を計画しました。

 私が、4スタンス理論を知り、独学で勉強するようになったのは、10年くらい前だったと思います。書籍やDVDなど、総額2万円くらいは購入していると思います。

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 4スタンス理論を編み出した廣戸聡一先生のところまで、本格的に勉強しにいこうかと、考えたこともありました。もっとも入門コースの3時間のセミナーを受講するだけでも45,000円、その後、何段階か昇級していくたびに同様の受講料、試験認定料などが必要になります。しかも、例えば淡路島から東京まで、その都度、3万円くらい交通費もかかります。

 講師でお招きする山田泰三先生は、上級資格のマスター級トレーナーですから、かなり本気で勉強されたということがよくわかります。

 さらにいうと、その資格はソフトテニスに特化して学ばれたわけではないので、山田先生が、自分でソフトテニスへ応用し、様々な検証を重ねながら、4スタンス理論のソフトテニスバージョンを作られた第一人者といえるわけなんです。

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 最近では、日本中のあちこちで、4スタンス理論のプチ講習会が行われるようになっています。それくらい、話題になっている4スタンス理論です。

 ただ、私が学びたいのは、プチ講習会レベルではなく、もっともっとレベルの高い4スタンス理論、ソフトテニスに特化した実践編の4スタンス講習会なのです。

 本来なら、受講費、交通費で、何十万円もかけないと勉強できない内容を、ソフトテニスに特化した形で、わかりやすく、そして、できる限り低価格で、講習会を開催することにしました。

 プロスポーツ関係とか、整体関係とか、3時間くらいのセミナーを受講するだけで、数万円はかかります。ソフトテニス関係でも、有名なスポーツインテリジェンス(株)さんの講習会だって、2時間くらいで3,000円、一日セミナーだと7,000円以上は、かかりますよね。

 今回のセミナーは、2日にまたがって開催しますので、いかに長時間で、内容が濃いものになるか、理解していただけたら幸いです。しかも、はっきりいって、低価格です。なんとか、たくさん参加していただいて、講師料(セミナー代、交通費、宿泊費等)だけは捻出したいと考えております。赤字にならないことだけ、祈るばかりです。

 

★開催日時

2023年4月1日(土)17時~19時 18時~20時(変更しました) 4スタンス理論 基礎編、タイプ診断
2023年4月2日(日)8時半~16時半 4スタンス実技・実践編、MUT講習
セミナー内容については、詳細検討中です。

★会場

兵庫県南あわじ市(淡路島)にて開催します。
4/1は、大会議室。4/2は、テニスコート4面。
(詳細は、申込後、参加者に連絡します。)

※4/1には、セミナーの前に、練習試合を検討中。(希望者のみ)
※4/1に宿泊希望される方、早めにご相談ください。

★受講料

お問い合わせください。

★講師
4スタンス理論
レッシュ マスター級トレーナー
ソフトテニスコーチ
山田 泰三 先生(愛知県在住)

 

オフィス・タガミ
カイロプラクティック院
(洲本ジュニア 監督)
田上 守孝

 

★募集人数
40~60名くらい⇒約80名となりましたので、一旦、締め切ります。(キャンセル待ちです)

小学生、中学生、高校生、大学生、社会人、指導者、保護者

4スタンス理論を学びたい人なら、どなたでも参加できます。

 

★主催

洲本ジュニアソフトテニスクラブ
オフィス・タガミ カイロプラクティック院
兵庫県洲本市大野753-303

 

★問い合わせ、申し込み

オフィス・タガミ カイロプラクティック院
TEL 090-8210-1607(田上守孝)
Eメール moritaka@office-tagami.com

メール送信の際は、必ず、件名「4スタンス講習の件」と記載ください。

2021年10月10日 (日)

4スタンス理論の青空講習

 練習会のついでに、4スタンス理論について話をして欲しいと頼まれました。1時間で何を話せるか、少し心配はありましたが、お世話になったお礼になればと思い、引き受けました。

 私もまだまだ勉強中ですが、皆さんの指導のお役に立ってくれたら、幸いです。

 子ども達の個性を活かしていくということが、何よりも大事なことなんだと思っています。

 4スタンスを勉強し始めてから、自分の感覚でやりやすい打ち方や、正しいと思っていたフォームは、自分と同じタイプの子には正解だけど、それ以外の子には正解ではないということを知りました。

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2021年1月24日 (日)

B1タイプの志牟田選手

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 今のクラブ員の中に、B1タイプの子がかなりいます。

 そこで、今日は、B1タイプでイチオシのトッププレイヤーをご紹介することにします。

 それは、東芝姫路でご活躍されている志牟田智美選手です。

 重心の低いどっしりとした構え、ダイナミックなフォーム、体幹を捻らずに、上半身と下半身が一気にくるっと廻る動き、まさしくB1タイプですね。グリップを、ほぼハンマーグリップで握っているところも、パラレルタイプらしさが出ています。

 上の写真も、ラケットをほぼ真っ直ぐに持って構えていますが、これもパラレルタイプ(A2、B1タイプ)らしい特徴の一つです。クロスタイプ(A1、B2タイプ)は、ラケットを斜めに持って構えている人が多いです。

 志牟田選手が、姫路商業高校で活躍されていたとき、洲本ジュニアは、いっしょに練習をさせてもらったことがあります。非常にご縁のある選手なんです。その後、神戸松蔭大学→東芝姫路と活躍され、日本一のタイトルを獲るまでに成長されました。本当に素晴らしい努力の方です。(きっと姫商時代に、高松先生に鍛えられた基礎がベースになっているのでしょうね。)

 うちのクラブには、B1タイプの子が多いので、もし、チャンスがあれば、志牟田選手に教えてもらえたらな~と、この声が、神様に届くように書いておきます。(^O^)



 志牟田選手の乱打動画があったので、勝手ながら紹介させていただきます。

 膝を曲げた低い姿勢の構えや、スプリットステップ、ストロークのフォームなど、B1タイプの方は、ぜひそっくりそのまま真似してください。

 特に女子プレイヤーには、お手本になります。(男子と女子は、筋力の違いなどもあるので、同じB1タイプでも、少し違ったフォームに見えたりしますが、基本的なところは同じです。)



 久保選手とのシングルス対決の動画もあったので、掲載させてもらいました。

 久保選手は、姫路Jr.出身ですから、お二人とも、兵庫県出身の選手になりますね。

 うちのクラブのB1タイプの子に、特に真似してもらいたいのは、志牟田選手のような重心の低さです。これらの動画を、何度も見て、勉強してくださいね。

2021年1月21日 (木)

A1とB1のストローク比較をしてみた

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 日曜日に、ゆうや先輩が練習に来てくれて、後輩達に、いろんなことを教えてくれました。選手クラスのメンバーは、ゲームの相手をしてもらったり、午後からの強化練習では、中学生のOB,OG達も、指導してもらいました。本当にありがたかったです。

 私も、せっかくゆうや君が来てくれたので、彼のプレーをじっくりと見せてもらって、いろいろな気づきや発見がありました。

 ゆうや君は、4スタンスで分類すると、A1タイプ(つま先・内側重心、クロスタイプ)です。教科書通りの柔らかいしなやかなA1タイプのフォームだと思います。

 ちょうど、午後の強化練習には、ゆうや君と同じA1タイプのごろう君が来ていましたし、真逆になるB1タイプ(かかと・内側重心、パラレルタイプ)の副キャプテン2人のストロークと比較し、検証してみることにしました。

 A2タイプ、B2タイプの動画は撮らなかったのですが、前重心のAタイプ、後ろ重心のBタイプの違いが良くわかると思いますので、今日のブログは、じっくり見てくださいね。参考になること、まちがいなしです。でも、解説が、子ども達や、4スタンス理論の知識が乏しい方には、難し過ぎると思いますが、勉強していけば、そのうち、わかる日が来るでしょう。

 私もまだまだ勉強中ですから、新しい気づきが時々あります。間違っていたらごめんなさいね。


 

 動画を見てもらえば、良くわかりますが、A1タイプは、クロスタイプで、体幹を捻って動かすのが得意なタイプ。B1タイプは、パラレルタイプで、体幹を捻らずに動かすのが得意なタイプです。

 A1タイプの2人は、身体を捻ってテイクバックし、捻り戻しでスイングしています。

 B1タイプの2人は、身体の捻りは小さく、上半身と下半身(つまり胴体)は、いっしょに回っています。

 もう少し説明しておきますと、クロスタイプ(A1タイプ、B2タイプ)は、体の前面(胸側)を基点として動かし、上半身と下半身を捻る動かし方が得意。パラレルタイプ(A2タイプ、B1タイプ)は、体の背面(背中)を基点として動かし、捻らない動かし方が得意です。

★Aタイプ(つま先重心)は、前重心

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★Bタイプ(かかと重心)は、後ろ重心

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★Aタイプは伸び上がり、Bタイプは伸び上がらない方が良い

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★テイクバックとインパクト時の重心軸を比較

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 Aタイプは、重心軸が、身体の中心くらいから、前足に移動して打つのに対し、Bタイプは、重心軸が、後ろ足から、身体の中心くらいに移動して打ちます。

 Aタイプの場合、もっとも力が出るのは、みぞおち、膝、足裏(土踏まず)の3つのポイントが、地面から垂直にそろった時です。

 また、Bタイプは、首のつけ根、股関節、足裏(土踏まず)の3つのポイントが、地面から垂直にそろった時になります。

 この「垂直な運動軸」を作れば、どんな体制でも、無駄のない動きができるようになります。

2020年9月16日 (水)

有名選手タイプ別診断第5弾(4スタンス)

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 全米オープンで大活躍された大坂なおみ選手と、アザレンカ選手の4スタンスチェックをしてみました
 フォーム的なところから考えると、なかなか診断は難しいのですが、お二人ともによく似ていて、たぶんA2タイプです。

A2タイプ(つま先・外側重心、パラレルタイプ)と診断した根拠

・スイングするときに、左手をしっかり張って、背屈させています。これは、パラレルタイプの特徴ですね。(背筋主導型)

 また、2人とも、やや脇を締めてスイングしますから、Aタイプ(つま先重心)だと思います。

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・サーブのトスアップするときのボールの握り方ですが、ボールをまっすぐ4指のやや指先寄りに持っています。この持ち方をするのは、A2タイプに多いです。

 

・待球姿勢にも特徴が出ています。アザレンカ選手は、レシーブの時、サーバーに向かって両足を揃え、真っ直ぐ構えます。そして、ラケットを体の中心に真っ直ぐ構えています。これは、パラレルタイプの特徴です。大坂なおみ選手も、両足を揃え、真っ直ぐ構えていますが、ラケットは、少しだけ斜めに構えています。しかし、どちらかというと真っ直ぐに近い構えなので、大坂なおみ選手もパラレルタイプだろうと推測しました。大坂なおみ選手のグリップの握り方も、ハンマーグリップっぽいですし、パラレルタイプだろうと思います。

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↑アザレンカ選手の待球姿勢

 

・最後に決定的だったのは、ペットボトルの飲み方でした。ペットボトルを真っ直ぐ指先で握り、肘を動かさず(肘を固定)、手首を使って飲んでいます。この飲み方は、まさしくA2タイプだと確信しました。

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 以上のように、大坂なおみ選手もアザレンカ選手も、4スタンス理論では、A2タイプと診断させてもらいました。(いつも言い訳しますが、あくまでも、私の推測によるものですので、間違っていることもあります。ご了承ください。)

※大坂選手に関しては、時折、A1タイプっぽい動作をされるのですが、たぶん、A2タイプでしょう。今日のところは、そう結論づけておきます。(^o^)

2020年6月13日 (土)

ギャラクシード300とジェットストーム500

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 ダンロップさんから、昨年発売されたギャラクシード300S/300Vと、新製品ジェットストーム500S/500Vを、試打用にお借りすることが出来ました。3月末の話です。(ギャラクシード100S/Vと、ジェットストーム200S/Vは、小学生向きじゃないので借りていません。)

 4月にいっぱい打たせてもらおうと思っていたら、すぐに新型コロナで練習ができなくなり、やむを得ず、せっかくお借りしたラケットを返却しました。私やまさえコーチは、いくらか打ちましたし、子供達も数名は、試打することもできました。今回の試打用ラケットは、小学生向けに、重さは軽いUXL、グリップも細めを要望していたので、もっと子供達に打たせてやりたかったと思います。

 ゆうと君は、すでにギャラクシード300を購入して使っていましたし、いちのすけ君は、今回の試打で気に入って、ジェットストーム500Sを、お父さんにおねだりし、買ってもらいました。(^o^) ジュニア用の短いラケットを使っていたので、そろそろ買い替えはちょうど良かったと思います。

 時間をかけて、このラケット達を比較してみたかったのですが、返却してしまったので、簡単に記録を残しておきます。

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↑上から、ジェットストーム500V、500S、ギャラクシード300V、300S 

 全長は、ジェトストーム500Sとギャラクシード300Sが、700mm。
 ジェットストーム500Vとギャラクシード300Vが、690mm。

 重さの軽いUXL(223g)を選ぶと、グリップサイズは、
 ギャラクシード300Sと300Vは、0と1から選べます。
 ジェットストーム500Sも、0と1から選べます。
 ジェットストーム500Vは、1と2。0が選べないので、手の小さい子にはおすすめできません。
 グリップサイズについては、小柄な小学生なら、0が良いと思います。ちなみにまさえコーチも、手が小さいので、0を選んでいます。普通は、オーバーグリップテープを巻くので、0のグリップも、1くらいの太さになりますから。

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↑左から、ギャラクシード300S、300V、ジェットストーム500S、500V

 ギャラクシード300は、私の好きな柔らかい打球感です。しなり、くいつき感があり、振り抜きやすいラケットでした。まさえコーチは、ヨネックスのネクシーガ70V(トップヘビーにカスタムしたもの)を使っているためか、ギャラクシード300Vの打球感が気に入ったそうです。

 ジェットストーム500は、弾きの良いラケットでした。ギャラクシードよりフレームの剛性が高いので、弾きや反発性に優れています。私は硬めのラケットだと、正直、「痛っ!」という感触で、手首も痛くなって、好みじゃないのですが、ジェットストーム500S/Vは、そこまでの硬さはなく、小学生でも中級者以上なら、充分使いこなせる弾き系ラケットだと思いました。小3のいち君が気に入ったくらいですから、ガットを弱めに張れば、大丈夫だと思いますね。ただ、500Vには、グリップサイズ”0”がないので、そこだけ注意してくださいね。

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 このブログでは、何度も書いていますが、4スタンス理論で言うと、指先をメインで使う人(A1、A2タイプ)と、手のひらをメインで使う人(B1、B2タイプ)に分類されます。

 ボールを指先側で当てに行くタイプと、手のひら側で当てに行くタイプがいるということです。

 手のひらの延長がラケットだと、私は考えているのですが、指先で当てに行くA1、A2タイプの人は、ラケットのヘッド寄りで打つ傾向がありますし、手のひらで当てに行くB1、B2タイプの人は、ラケットのグリップ寄りで打つ傾向があります。おそらく、ガットの横糸1本~2本の違いです。

 ヘッドヘビー(先重)のラケットは、スィートスポットがヘッド寄りにありますし、ヘッドライト(先軽)のラケットは、スィートスポットがグリップ寄りにあります。

 ストローク向けと言われるギャラクシード300Sやジェットストーム500Sは、バランスがヘッドヘビーなので、スィートスポットがヘッド寄りにあります。

 ネットプレイヤー向けと言われるギャラクシード300Vやジェットストーム500Vは、バランスがヘッドライトなので、スィートスポットがグリップ寄りにあります。

 手のひら感覚=ラケットの特性であることが、ベストだと思いますから、私は、次のように考えています。

★A1、A2タイプのストロークプレイヤーは?

 ギャラクシード300Sやジェットストーム500Sを、お薦めします。

★A1、A2タイプのネットプレイヤーは?

 ギャラクシード300Vやジェットストーム500Vで、ガットをヨネックスのS張りし、スィートスポットをヘッド寄りにしたもの。(鉛テープを貼り付けて、バランスを少しヘッドヘビーにするのも良いと思う。)

 ギャラクシード300Sやジェットストーム500Sでも、このタイプの人は、ネットプレイヤーができます。(ただし、重さは軽めにする。)

★B1、B2タイプのストロークプレイヤーは?

 ギャラクシード300Sやジェットストーム500Sで、ガットをヨネックスのV張りにし、スィートスポットをグリップ寄りにしたもの。

 ギャラクシード300Vやジェットストーム500Vは、バランスが合っているので、そのままでOKかも。力があるなら、USL(238g) も選択できます。

★B1、B2タイプのネットプレイヤーは?

 ギャラクシード300Vやジェットストーム500Vを、お薦めします。

注)A1,A2,B1,B2タイプというのは、4スタンス理論で分類したタイプのことです。わからない方は、4スタンス理論を勉強してください。


 これらは、メーカーやテニス専門店の意見ではなく、私の経験に基づく個人の見解ですから、信じるかどうかは、お任せします。(^o^)

 ダンロップさんだけじゃなく、ヨネックスさんも、ミズノさんも、後衛さんは、Sモデル、前衛さんは、Vモデルを選ぶようにと言っています。ヨネックスさんでは、後衛さんにはガットの張り方で、S張りを推奨。前衛さんには、V張りを推奨しています。

 ところが、実際どうですか?後衛でもV張りの方が合う、前衛でもS張りの方が合うというケースが、多々あるようですね。ラケットのSモデルとVモデルも同様。後衛でVモデルを好んで使っている人もいますね。

 それらの疑問、4スタンス理論で考えると、妙に納得できたりするもんです。(^o^)


 最後に、私も体力の衰えに合わせ、上級者向けより、中級者向けラケットが使いやすいと考え、ギャラクシード300S 重さUSL(238g) グリップ1を購入しました。せっかく買ったのに、テニスコートで打つことなく、2ヶ月我慢していましたが、ようやくコートで初打ちできました。

 私好みの柔らかい打球感、ばっちりだったとご報告しておきます。



2020年6月 8日 (月)

有名選手タイプ診断第4弾(4スタンス)

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 つい先日、ソフテニトークLIVE「雁行陣とダブルフォア-ド」というのを視聴しました。最近、Zoomを使ったこのようなYouTubeライブ配信が増えてきたようです。

 有名選手の生の声なんて、なかなか聞くことが出来ないので、ありがたいことだと思います。いろんな裏話が聞けて、とても面白かったです。

 また、YouTuberのまさとさんがライブ配信された番組も視聴しました。

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 これもまた、私が応援している(というか単なるファンです)ワタキューの石井友梨選手や、ダンロップの大槻麗選手が出ておられて、とても面白かったです。

 世界最小最強の前衛と言われる石井選手の握力が、20kgfしかないというのは衝撃的でした。これくらいの握力でも、上手に力を入れれば、すごいボレーができるということです。

 また、石井選手が早稲田大学在学中に、練習は誰よりも遅くまで残って練習していた話や、後輩だった大槻麗選手は、石井先輩が帰らないから、先に帰るわけにはいかないと思って、居残り練習を頑張っていた話など、今だからこそ聞ける話が盛りだくさんでした。


 どちらの番組も、内容が素晴らしかったのですが、マニアである私は、これを見ながら、各選手の4スタンスのタイプチェックをしていました。何気ない無意識の動作から、タイプが診断できるからです。

 第3弾でA2と診断したNTT西日本広島の丸中選手は、間違いなくパラレルタイプ(A2かB1)であることがわかりました。無意識に拍手している時、両手のひらをまっすぐ合わせているんですよ。これは間違いないですね。

 それと、日本体育大学の篠原監督さんですが、実は、私は以前から、B2タイプじゃないだろうかと推測していたんです。自信はなかったんですが、このLIVEでの篠原さんのしぐさから、B2タイプの予想は、かなり確信に変わりました。(^o^)  間違ってたらすみません。

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 次に第3弾でB2と診断した船水勇太プロですが、上画像のように、無意識に拍手するとき、両手のひらを斜めに叩いていました。しかも、手のひらどおしが深く当たるような拍手です。これは、たぶんB2タイプで間違いないでしょう。

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 石井友梨選手は、手のひらをまっすぐに合わせて拍手されていました。これは、パラレルタイプ(A2かB1タイプ)で間違いなさそうです。途中で、水分補給する姿も拝見したのですが、その時は、脇を締めたまま、飲まれていました。このことから、石井選手は、A2タイプじゃないかと診断しました。