コロナワクチンよりも5-ALA!
私は、3ヶ月前から、新型コロナ対策には、”長崎大学が臨床研究中の5-ALA(5-アミノレブリン酸)”が、おすすめだと言い続けています。最近では、近くの歯科医や、開業医、知り合いの医科大学の教授まで、5-ALAサプリを飲んでいることがわかり、益々、これには期待ができると確信しています。
「5-ALAは、何がそんなに良いのですか?」
と、質問をいただいたので、私なりの見解を説明しておきます。(あくまでも、私の理解の範囲です。その点は、ご了承ください。)
★新型コロナワクチンの場合
新型コロナウイルスのワクチンでは、人工的に合成したウイルスの遺伝子を使った「遺伝子ワクチン」が世界で初めて実用化されました。 国内で最初に接種が始まったワクチンも遺伝子ワクチンの1つ、「mRNAワクチン」でウイルスの表面にあるスパイクたんぱく質を作るための遺伝情報を伝達する物質、「mRNA」を使います。 人工的に作って注射で投与することで、体の中でスパイクたんぱく質が作られ、それに免疫が反応して抗体が作られます。
新型コロナウイルスは人の体に入り込むと、スパイクたんぱく質細胞の表面にある「ACE2受容体」と呼ばれる突起に結合し、細胞の中に侵入します。 細胞の中に侵入したウイルスは、宿主であるヒトの細胞システムを使ってどんどん増殖(複製)していきます。細胞に侵入し増殖することを「感染」といいます。
しかし、「感染」したからといって、「発症」するとは限りません。「発症」とは、病気の症状が現れることを意味します。
新型コロナウイルスの場合、このウイルスが細胞内に侵入し増殖したら「感染」したことになります。風邪のような症状(発熱、だるさ、咳、下痢、味覚異常など)が現れたら「発症」したと言います。
実は、「感染」したらすぐに「発症」するわけではありません。ウイルスに感染して発症するまでの間を潜伏期間といいます。
体には、ウイルスを退治する免疫機能が備わっています。この潜伏期間の間に免疫機能がウイルスを退治できれば、発症しません。しかし、免疫機能が低下しているとウイルスは増殖して、いずれ発症してしまいます。
新型コロナワクチンを接種すると、ウイルスがヒトの細胞に侵入しにくくする中和抗体ができます。ウイルスのスパイクたんぱくに中和抗体がくっつくことにより、ヒトの細胞のACE2受容体に結合しにくくなります。
中和抗体とは、「ウイルス表面のスパイクたんぱく質に結合して、ACE2受容体にくっつくこと(感染すること)を邪魔(阻害)する抗体のことです。」
また、このスパイクたんぱくと、ACE2受容体の関係は、「カギとカギ穴の関係」になっています。
スパイクたんぱくのカギの形と、ACE2受容体のカギ穴の形が、ぴったり合わないと、細胞内には侵入できなくなっているのです。
「なぜウイルスが細胞に合った形の鍵を持ってるのでしょうか?」
ウイルスは進化の過程で、合鍵を手に入れたようです。しかも、「ぴったり」の程度はけっこう曖昧で、似たような鍵で、なんとなくはまって開くようなイメージだそうです。
ワクチンによってできる中和抗体もこの原理です。ウイルスのスパイクたんぱくにくっつくことで、カギの形を変えてしまい、カギ穴に合わなくしてしまうのです。
★5-ALA(5-アミノレブリン酸)の場合
長崎大学で世界三大感染症”マラリア”研究をされている北潔教授が、マラリアと新型コロナウイルスの遺伝子構造が似ていることを発見。マラリアの治療薬として効果がある5-ALAが、同様に新型コロナウイルス感染症にも効果があったと発表されました。
どのように効果があるかというと、
1.ウイルス表面のスパイクたんぱくに5-ALAから生成された物質がくっついて、細胞への侵入を阻害する。
これは、ワクチンによってできる中和抗体と同じような働きです。カギの形を変えるということですね。
2.ヒトの細胞のACE2受容体に5-ALAから生成されたPP9(プロトポルフィリンⅨ)がくっついて、細胞への侵入を阻害する。
これは、ワクチンにはない5-ALAだけの効果です。カギ穴の形も変えてしまうと言うことですね。カギの形を変え、更に、カギ穴の形も変えてしまうのですから、2重に侵入しにくくなるというわけです。
3.5-ALAから生成されるPP9(プロトポルフィリンⅨ)やヘムの働きで、細胞内に侵入したウイルスの増殖を阻害する。
万が一、細胞内に侵入しても、増殖することができなくなります。抗炎症化作用により、サイトカインストーム(免疫暴走)を抑制し、重症化を防ぐことができます。つまり、治療効果も期待できることになります。
4.5-ALAは、代謝を高めるため、免疫力や自然治癒力を増強し、新型コロナの後遺症(味覚・嗅覚障害、倦怠感など)の治療効果が期待できるようです。
研究チームを率いる長崎大学の北潔教授によれば、
「首都圏のある病院で、重症のコロナ患者に5-ALAサプリを投与したところ、数日で回復したという報告があります。これは臨床研究で行われたものではありませんが、理論上は十分に起こり得る。」
「5-ALAは特別な物質ではなく、あらゆる生物の体内に備わっているアミノ酸の一種。この5-ALAから生成される成分にはDNAやRNAの複製などを阻害する効果があり、この効果を利用することで、ウイルスの遺伝子が複製されるのも防ぐことができるのです。」
(引用 週刊新潮5月6・13日号)
もっと具体的な情報ですが、長崎大学の研究チームが製薬会社と共同で始めた特定臨床研究の結果によると、
「救急搬送され、集中治療室ICUで人口呼吸器に繋がれていた患者さんが、5-ALA投与3日で、人工呼吸器を離脱し、一般病棟に移ることができた。」
という報告があったようです。
また、他にも6人に投与したそうです。通常のコロナ治療では、15日くらいの入院が必要なところ、7日から10日の入院期間に短縮することができたそうです。
★変異ウイルスに対する効果
変異ウイルスに対する効果についてですが、ファイザー製やモデルナ製のワクチンについては、少し効果が弱まるものの期待できる効果はあるとの報告がなされています。しかし、最近、脅威を増してきた新しい変異ウイルスに対しては、効果が弱いのではないかと言われています。そうなると、また半年後に、変異ウイルスに対応したワクチンを接種することになるのでしょうね。困ったことです。ワクチン接種には、終わりはなさそうです。
ウイルス表面のスパイクたんぱくに中和抗体をくっつけて、カギの形を変えるという方法ですが、変異ウイルスは、スパイクたんぱくの形が変化しているので、現在の中和抗体がうまくくっつかなくなってしまうことが懸念されています。だから、次のワクチン開発が進められているわけです。
5-ALAはどうなのかというと、ワクチンの中和抗体と同様に、スパイクたんぱくが変異しているので、5-ALAの合成物が、どれくらいくっついてくれるのか、カギの形を変えることができるのか、今、臨床試験中なので、わかりません。
しかし、5-ALAの場合は、ACE2受容体にもくっついて、カギ穴の形を変えてしまうので、変異ウイルスが細胞に侵入しにくくなっていると考えられます。原理的には、変異ウイルスにも効果があるといえるでしょう。
さらには、5-ALAは、細胞内に万が一侵入してきても、ウイルスの増殖を阻害してくれるので、発症しにくいということも言えますね。
★副反応の心配と、私の考え
ファイザー、モデルナ、アストロゼネカなどのワクチンには、軽い副反応~重篤な副反応、そして、運が悪ければ死亡に至るという不安がつきまといます。現在、治験中(ファイザーは、2023年5月まで治験)のワクチンですから、安全性は、数年後にならないと判断できません。
ファイザー製薬の公式文書に、「ワクチン接種者の呼気及び汗に抗原(スパイクたんぱく)の排出あり、周囲の人に健康被害を与えた例」が記載されています。私が、ワクチンを接種した場合、お客様への施術中になんらかの健康被害を与えることになってしまっては大変です。このワクチンの治験期間終了と安全性の確認がとれるまでは、接種をうけないつもりです。
しかし、5-ALAは、10年も前からサプリメントとして市販されていますから、安全性に問題ありません。
5-ALAは、感染予防効果はもちろんですが、人にうつさない効果(周囲を感染させない)、発症を防ぐ効果、重症化を防ぐ効果、後遺症を治す効果、そして、もともと5-ALAの持つ健康効果がたくさん期待できます。
今回のワクチンの場合、
「新型コロナウイルス感染症の発症を防ぎます。」
「感染予防効果は明らかになっていません。」
とワクチンの説明書類に書かれています。つまり、無症状感染者になってしまう可能性があるのです。
ワクチン接種者が、ファイザー製薬からの警告どおり、スパイクたんぱくを暴露し、周囲に悪影響を及ぼしたとしても、5-ALAを飲むことによって、そのスパイクたんぱく(ワクチンによって作られた新型コロナウイルス)も、かなり防御できるのではないかと、私は考えています。
お客様と接触して整体施術を行う仕事をしていますし、テニスクラブでも、たくさんの子ども達と接近して指導もしなければなりません。ワクチン接種で、万が一、無症状感染者になってしまったらと思うと、接種にはふみきれません。
このような理由から、当面の間は、5-ALAサプリメントの飲用による新型コロナ対策が、最良の策だと判断している理由です。私も、そして、私の家族も同様です。(これ以上に重要なことは、免疫力を高めることだと思っていて、いろいろ実行しています。これは、またの機会にご紹介します。)
一日も早く、コロナ問題が収束することを願ってやみません。
※参考サイト:フィトメディカル研究所(渡辺正仁先生)より、イラスト引用
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