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2018年10月 3日 (水)

4スタンス理論でサーブを検証

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↑ソフトテニスマガジン11月号と熱中ソフトテニス部2018秋号

 

 9/27発売です。皆さん、もう読みましたか?私は、50歳を過ぎてから、老眼に苦しんでいて、読書は苦手になってきました。(涙)

 

 でも、シニアグラスをかければ大丈夫。度数は+1.5くらい?これ以上は悪くならないようにケアしたいと思います。

 

 さて、今回の話題は、サーブについてです。

 

 実は、先日9/23(日)、”淡路青少年交流の家”での練習の時、2種類のサーブについての説明をしました。C,Dコートで練習していた人は、覚えていますか?

 

 トスアップした時のトロフィーポーズを作るとき、右利きの人なら、右足(後ろ足)を引き寄せるか、それとも、右足を動かさないかという話でした。

 

 まさしく、そのサーブの話題が、熱中ソフトテニス部45号でも、掲載されていてびっくりしました。

 

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 全国中学生大会で、団体初優勝された清明学園中学(東京都)の高橋先生が、解説されていました。上のフォームは、右足(後ろ足)を引き寄せるサーブで、下のフォームは、ロジャー・フェデラーのように右足(後ろ足)を動かさないサーブです。

 

 「コントロールを重視するときはスタンスを狭くして、後ろ足を動かずに打つ」という高橋先生の解説があります。

 

 清明学園では、全国大会前に、フェデラー式のサーブを選手達に説明し、やらせたところ、確か8名中2名が、このフェデラー式をするようになったそうです。全員にその方法を押しつけないところが、高橋先生の素晴らしいところだと感じました。

 

 2つの方式でどちらが良いということではないと、私は考えています。やりやすい方法を選択すれば良いのです。ただ、フェデラー式がコントロール重視になるという考えについては、違うのではないかと私は考えています。

 

 良い機会なので、日曜日に説明した内容を、ブログに残しておきたいと思います。

 

 この2種類のサーブについて、4スタンス理論で考えてみたんです。

 

4stance

 

 人は生まれながら、4種類の重心に分けられます。右利き、左利きがあるように、つま先側に重心があるか、かかと側に重心があるかは生まれ持って決まっているようです。

 

 その重心パターンによって、動きやすいフォームというのも決まってくるわけです。

 

★後ろ足を引き寄せるサーブの場合

 

 左足(前足)に重心をかける形になります。トスも、身体の前に挙げて、斜め前上方にジャンプしてボールを打つフォームです。
 これは、4スタンスでいう”つま先重心、前重心”(A1タイプ、A2タイプ)の選手にマッチするサーブではないでしょうか。

 

 Aタイプ(つま先重心)の人は、前足に軸をつくると、より強いパワーが発揮できますし、コントロールも良くなります。前足に重心をかけて打つためには、当然、ボールのヒットポイントも、前にしなければいけませんから、トスの位置は、必然的に前になるわけです。

 

 硬式テニスのラファエル・ナダル選手は、A2タイプなので、このようなフォームになっていると考えられます。

 

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↑ラファエル・ナダル選手

 

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↑大坂なおみ選手

 

 大坂なおみ選手も、後ろ足を引き寄せるサーブですね。たぶん、彼女もAタイプではないでしょうか。(なおみ選手のタイプ分析は、後日、やります。)

 

★後ろ足を動かさないサーブの場合


 

 

 後ろ足に重心を残した形となります。トスは、身体の前というより、やや頭の上に挙げて、上方にジャンプしてボールを打つフォームになります。(着地したとき、ベースラインの上くらい)

 これは、4スタンスでいう”かかと重心、後ろ重心”(B1タイプ、B2タイプ)の選手にマッチするサーブではないでしょうか。

 Bタイプ(かかと重心)の人は、後ろ足に軸をつくると、より強いパワーが発揮でき、コントロールも良くなります。当然、ボールのヒットポイントも、後ろ気味になりますから、トスの位置は、頭の上になるわけです。

 硬式テニスのロジャー・フェデラー選手は、B2タイプなので、自然とこの形になっているのです。コントロールを重視するため、この形にしているわけではないと、私は考えています。この方が、B2タイプのフェデラー選手は打ちやすいのではないでしょうか。

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↑ロジャー・フェデラー選手

 

★その中間のフォームの場合

 

 足幅を狭くした場合は、後ろ足を動かさなくても、軸を前にしたり、後ろにしたりすることができます。

 

 いずれにしても、重要なことは、A1/A2タイプの選手なら、重心の軸を前にしたトロフィーポーズを作ること。B1/B2タイプの選手は、重心の軸を後ろにしたトロフィーポーズを作ることだと思います。

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↑ノバク・ジョコビッチ選手

 ノバク・ジョコビッチ選手は、A1タイプ。後ろ足を引き寄せてはいないが、しっかり左足(前足)に重心をかけて、トロフィーポーズを作っています。

 通常のサーブ?というか、サーブの指導では、後ろ足を引き寄せる方法が、一般的に標準のように教えられることが多いように思いますが、4スタンス理論で考えると、各選手にやりやすい方法を選択させることが重要ということではないでしょうか。


 日本を代表する錦織圭選手の場合ですが、以前は、後ろ足を引き寄せるフォームでした。彼は、A2タイプと言われていますので、それが彼には自然なフォームだったはずです。

 ところが、最近、後ろ足を動かさないフォームに変更してしまいました。このフォームに変えるのに、ずいぶん苦労をしたそうです。そりゃそうですよ。例えは悪いですが、右利きを左利きに変更するようなことをしたわけですから。わざわざ錦織選手に合わないフォームにする必要はなかったんじゃないかなと思いますけど、ジョコビッチ選手のケースもありますから、何とか新しい錦織式サーブを完成させていただきたいと願っています。

 以上、私の個人的な考えを発表させていただきました。参考になれば、幸いです。

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